根の虫歯で抜歯になった上顎の奥歯をインプラントで再建した症例

初診時。ブリッジが外れたとのことでご来院されました。

詳しく調べてみると、土台の歯は虫歯が進行しており、根の先も膿んでいます。この状態ではブリッジを作り直すことはできません。抜歯してインプラントで治療する計画を立てました。

抜歯直後の状態。

同時に、抜歯した穴にインプラントのスペースを形成し、インプラントを埋入します。

客観的評価をして良好な初期固定が取れたので、仮歯を作っていきます。

インプラントの仮歯がセットされた状態です。

オペ同日に仮歯まで立ち上げるので、奥歯がなくて不便な期間がありません。

オペ3日後。腫れ痛みはありません。

オペから8週で、セラミックの技工物が完成しました。

セラミックの技工物のセットがオペ８週で完了しました。

見た目、機能ともに回復することができました。

術直後と術後1年の比較写真。インプラント周囲の骨吸収はないどころか、新たな骨が新生されています。