インプラント治療のトラブル事例のご紹介

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トラブル事例のご紹介

インプラントのトラブル事例

インプラントトラブルに悩んだら
セカンドオピニオン、再治療を

当院では、インプラント治療でトラブルを抱えた患者さまに向けての、セカンドオピニオンや再治療にも対応しています。当院にご相談に来られる患者さまに多く見られる症例を3つご紹介していますので、参考にしてください。

  • トラブル例1

    インプラント治療後の
    腫れや違和感

    インプラント治療後の腫れや違和感

    インプラント手術では、歯ぐきを切開します。切開した箇所は、術後しばらくは出血したり腫れたりすることがありますが、通常1~2週間経過すると傷口も治癒してきて腫れも治まります。それ以上経っても治らなかったり、時間の経過とともにむしろ悪化してきたりしているような場合は、手術の傷口だけではなく、ほかの原因を疑う必要があります。早期に検査し、トラブルの原因を突き止めましょう。

    疑われるトラブルの原因

    • ・手術時に、傷口以外の場所が傷ついてしまった。
    • ・インプラントを埋め込む場所が悪く、ほかの歯に悪影響を及ぼしている。
    • ・術後の治癒がうまく進まず、化膿してしまっている。
    • ・強いストレスが、痛みとしてあらわれている。
  • トラブル例2

    人工歯・インプラントが取れた

    人工歯・インプラントが取れた
    人工歯・インプラントが取れた

    原因は様々ですが、人工歯がインプラントにしっかり連結されていない、そもそもインプラント自体が顎の骨と結合していない、といったことが考えられます。硬い物でもしっかり噛める状態にするためには、インプラントは顎の骨としっかり結合していること、人工歯はインプラントとしっかり連結していることが必要です。それぞれがうまくいかない原因として、下記のようなことが考えられます。

    疑われるトラブルの原因

    • ・インプラント周囲炎

      インプラント周囲炎

      インプラント周囲炎とはインプラントの周りで起きる歯周病に似た感染症のことです。手術直後であれば、手術時の衛生状態があまりよくない環境が原因で細菌が入り込んだ可能性があります。また、手術後に適切なメンテナンスが行われていないことが原因で、発症してしまった可能性があります。

    • ・過度の力

      過度の力

      インプラントを埋め込んだ後から顎の骨ときちんと結合するまでの間、普通に食事することは可能ですが、過度の力がかかることでまだ安定していないインプラントが抜けてしまうことがあります。また、強く噛み過ぎてしまったために、人工歯が欠けてしまったり、取れてしまったりすることもあります。骨との結合が安定するまでは、過度に力がかからないよう注意していただき、歯ぎしりの癖がある方はマウスピースを歯科医院で用意してもらうなど、インプラントへの負担を軽くするように努める必要があります。

    • ・手術時のトラブル

      手術時のトラブル

      手術時に、顎の骨にあける穴が大き過ぎた、穴をあけるときに使用したドリルの影響で骨が熱を持ち過ぎてしまった、といった手術時のトラブルが原因で手術後の経過がうまくいかないことがまれにあります。しかしこれは、徹底した事前検査のうえ、正確で精密な手術を行うことにより回避することができます。

  • トラブル例3

    インプラント周囲炎

    インプラント周囲炎

    インプラント周辺の歯ぐきが腫れる、インプラントがグラグラしはじめたといった症状が見られたら、「インプラント周囲炎」を発症している可能性があります。インプラント周囲炎になると、歯周病と同様の症状があらわれ、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまうことに繋がります。

    疑われるトラブルの原因

    • ・不十分なブラッシング

      不十分なブラッシング

      手術後しばらく経ってからのインプラント周囲炎は、歯磨きなどの毎日のケアがきちんとできていなかったために汚れがたまり、歯周病菌がインプラントの周囲で繁殖してしまったことが原因です。歯周ポケット(歯と歯ぐきのあいだ)を中心にしっかり磨くことで予防できます。

    • ・メンテナンス不足

      メンテナンス不足

      インプラント治療後のメンテナンスは、基本的には毎日の丁寧な歯磨きになりますが、それだけではどうしても不十分です。歯科医院で定期的なメンテナンスを受けることで、ご自身のケアだけでは取りきれない汚れをクリーニングすることが必要です。定期的にメンテナンスを受ければ、インプラント周囲炎を防げるだけでなく、もし発症していたとしても早期に発見でき、簡単な対処で改善が見込めます。なお、顎の骨にまで細菌が進行してしまった場合は薬の投与、あるいは一度インプラントを取り外して再生治療を行うといった処置が必要なこともあります。