薄く折れやすい状態の前歯を、予知性の高いインプラントで治療した症例【前歯部審美症例11】

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2022.12.24

薄く折れやすい状態の前歯を、予知性の高いインプラントで治療した症例【前歯部審美症例11】

カテゴリ分類: 前歯1本症例
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初診時年齢 60
主訴 上の前歯がグラつく
処置内容・
方法
抜歯してインプラントで治療した。
抜歯の有無 有り
埋入本数 1本
埋入箇所 前歯部
治療期間 10週
費用 49万5千円(税込)
リスク 定期的なメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎などにより予後が悪くなる可能性があります。

初診時。

前歯がぐらつくようになったとのことでご来院されました。かぶせを外してみると、土台が折れてしまっている状態でした。

 

土台を外した状態のレントゲン写真。根っこが非常に薄く、短い状態です。再度土台とかぶせを作り直しても、また外れたり、最悪の場合根が折れたりしやすいことをお伝えしました。患者様は将来性の高い方法として、インプラント治療を選択されました。

 

オペ前にCTでさらなる精査を重ね、綿密に計画を立てます。

 

インプラントの埋入方向が適切かを確認しながら、進行していきます。

 

インプラント埋入スペースが形成されました。

 

適切な位置と方向でインプラントが埋入されました。

 

良好な初期固定が確認できました。インプラントの仮歯も作製してセットします。

 

CT像でも、良好な埋入位置が確認できます。

 

オペ2日後。腫れや痛みはありません。

 

オペ8週後。良好な二次固定の確認が取れました。

 

セラミックの技工物の型取りを行います。

 

オペ10週後。最終的なセラミックがセットされました。周囲の歯との調和が取れており、どれがインプラントかわからないほどに回復しました。

 

セラミックをセット後のCT像。周囲組織との良好な適合が取れています。