ぶつけて折れてしまった歯をインプラントで治療した症例【前歯部審美症例15】

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2023.05.09

ぶつけて折れてしまった歯をインプラントで治療した症例【前歯部審美症例15】

カテゴリ分類: 前歯1本症例
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初診時年齢 27
主訴 ぶつけて折れた前歯が痛い。
処置内容・
方法
抜歯してインプラントで治療した。
抜歯の有無 あり
埋入本数 1本
埋入箇所 前歯部
治療期間 10週
費用 49万5千円(税込)
リスク 定期的なメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎などにより予後が悪くなる可能性があります。

数日前に前歯を強打して痛みがあるとのこと。他院で応急処置は受けてご来院されました。

 

 

レントゲンやCTをとって精査しました。歯の根っこが破折しており、根の先端と周囲の組織が感染して炎症を起こしています。保存不可能と診断しました。正中過剰歯(余分に存在する歯)が骨の中に埋まっており、難症例ではあるがインプラント治療が最善と診断し、計画を立てていきます。

 

 

被せを外した状態。これからインプラント手術を行なっていきます。

 

 

患歯の抜歯が終わりました。この穴にインプラント埋入するスペースを作っていきます。

 

 

 

過剰歯があるので非常に薄いスペースに慎重に器具を入れていきます。「Osseodensification」という、骨を圧縮拡大していく特殊な技術を用いています。

 

 

形成した穴にインプラントを埋入しました。

 

客観的な一時安定の確認ができました。仮歯を立ち上げていきます。

 

オペ終了時。仮歯までセットしました。仮歯の微調整により、最終的な歯茎のラインもコントロールしていきます。

 

 

手術から3日後腫れ痛みはありません。

 

 

手術から8週間後。二次安定の確認が取れたので、最終的な歯の型取りをします。

 

 

型取りから約2週間でセラミックの歯が完成しました。歯茎のラインは綺麗に整い、周囲の歯と違和感なく調和しているのがわかります。