噛めることにこだわる|歯科インプラントで重要な噛み合わせ

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噛めることにこだわる

歯を残すことではなく、
「ガチッ」と噛める状態を作る

大切なのは、「残すこと」ではなく
「噛めること」

天然歯(ご自身の歯)を残すことを決して否定するつもりはありませんが、天然歯を残すことがどんな場合においても良いかと言えば、必ずしもそうとは言えません。例えば、高齢の患者さまに対し、放置しておけば間もなく抜けてしまうであろう歯を残すことに成功したとします。

大切なのは、「残すこと」ではなく「噛めること」

しかし、歯を残すことが出来たとしても、さきいかやたくあんが歯べられなかったり、歯は残っているけれど噛めない・・・という状態になってしまいます。グラグラの歯が存在するだけで、噛めない状態では、自分の口で満足に食事をすることはできません。何より大切なことは、歯を残すことではなく、「ガチッ」と噛める状態を綺麗につくり、それを生涯にわたって維持することなのです。

「歯を残す」か「インプラント治療」か

これまで多くの天然⻭(ご自身の歯)の温存、そしてインプラント治療を行ってきた臨床実感として、天然歯の温存に時間やお金をかけて苦労していただくよりも、最初からインプラント治療を選択した方が生涯を通して歯科に通う時間やコストを削減できるケースが多いと感じています。インプラントはまだ開発されて40年あまりの歴史ではあるものの、インプラント治療をした歯は、両どなりの天然歯よりも長期にわたって持つケースも多いのです。

何のためのインプラント治療なのか 何のためのインプラント治療なのか

実際のケースとして、他院で歯を残す治療をされた経験のある患者さまが、インプラント治療をご希望されて当院へいらっしゃいました。その患者さまは他院で7年をかけて治療されましたが、ご自身の歯がもったのは治療後の3年間だけで、その後噛むことができなくなりました。そして当院でインプラント治療を行い、6ヶ月でガチッと噛めるようになり、たいへん喜んでくださいました。インプラント治療の目的は、歯を元通りの状態に戻すことではありません。義手や義足の目的と同じで、本来の機能、すなわちガチッと噛める状態を維持することが目的です。この目的を叶えることこそ、患者さまが本当に喜んでくださる治療だと考えています。

世界の潮流に照らし合わせると、私たちの考え方は格好が良くないのかもしれません。しかし私たちは、世界の潮流や単一の分野の観点に捕われることなく、患者さまの立場に立って、生涯の健康な咀嚼を真摯に考え、取り組んでいきたいのです。

ガチッと噛めるインプラント治療

上記でもお伝えしたように、なかやま歯科のインプラント治療は「噛めること」にこだわり、取り組んでおります。とくに高齢の患者さまにおいては、自分の歯をなんとか残す治療を行うために、治療が終わるまで何年もかかってしまっては駄目なのです。それゆえ高齢で、歯と歯ぐきのコンディションが歯を残すには厳しい患者さまには、インプラントをお勧めするケースが比較的多くなっています。

ガチッと噛めるインプラント治療

そのために、当院ではコンピュータシミュレーションや3Dプリンタを活用し、歯ぐきを切り開くことなくインプラントを埋め込む術式を行うことで、これまで以上に低侵襲な治療(できる限り痛ませず、腫れさせず、時間をかけず、患者さまの負担を最⼩限にとどめる治療)を実現しています。

POINT

患者さまのことを考え、
何年もかかるような治療は行いません